東北の温泉
青森県|岩手県の温泉|宮城県の温泉|秋田県の温泉|山形県の温泉|福島県の温泉
青森県の温泉
浅虫温泉
(あさむしおんせん)
青森の奥座敷とも呼ばれる「浅虫温泉」。ヨットハーバーや海釣り公園では海水浴・サーフィン・ヨット・釣り等のマリンスポーツが楽しめる。日本森林浴100選にも選ばれた遊歩道が浅虫水族館裏手にあり、バードウォッチング・ハイキング・観湾台からの眺望が素敵で手頃な散策コースも有。浅虫温泉の旅館14軒、民宿2軒を通行手形1200円で3ヶ所の湯めぐりが可能。
下北半島の温泉
(しもきたはんとうのおんせん)
本州最北端に位置する下風呂温泉郷、青森ヒバに覆われた山の中にある薬研温泉を始め、下北半島には個性的な温泉が数多く点在している。下風呂温泉郷は、浜辺には珍しいと言われる硫黄泉で源泉によりにごり湯もある。温泉を引く宿はどこも源泉掛け流しで肌触りも柔らかい。戦争により工事が中断されたままの線路やアーチをそのまま生かした「メモリアル・ロード」は、足湯や展望台などもあり散歩にぴったり。
十和田湖の温泉
(とわだこのおんせん)
東北を代表する有名観光地である十和田湖周辺には、歴史のある十和田湖温泉郷に加え、休屋地区にも十和田湖畔温泉がある。秋の紅葉はもちろんのこと、春の新緑、夏の涼感あふれる湖面、時が止まったかのような冬の静けさなど、四季折々の違った景色を見ることができる。遊覧船やレジャーボート、乗馬なども楽しめる。
小田川温泉
(おだがわおんせん)
本州の北端、津軽半島の中心に位置する金木町の温泉。同町には太宰治記念館「斜陽館」や歴史民族資料館、日本桜の名所100選の「芦野公園」などがあり、冬場は「地吹雪体験」や「ストーブ列車」が活躍して観光客を和ませている。広大な津軽平野の中に佇む小田川温泉は、ナトリウム塩化物泉で効能は切り傷や火傷、慢性皮膚病など。飲用もでき慢性便秘などに効能。
大鰐温泉
(おおわにおんせん)
大鰐弘前ICから車15分。
湯治・療養の場として親しまれ、八百年の歴史を持つ大鰐温泉。平川の清流の傍らに、古びた銭湯や風情がある旅荘が立ち並ぶ。あじゃら山麓では、テニスコート・プール・キャンプ・ゴルフ場などスポーツ施設が充実。
初級から超上級者が楽しめる「大鰐温泉スキー場」が至近。
津軽の温泉
(つがるのおんせん)
津軽・こけしの里『黒石温泉郷』は車で弘前〜30分、黒石IC〜10分。山すそに建ち並ぶひとかたまりの温泉宿「落合」、秀峰岩木山も望める「板留」、共同浴場を囲むひなびた客舎と呼ばれる湯治用の宿「温湯」、ランプの郷愁が格別な「青荷」から成る。また林檎づくしの宿アップルランド「南田温泉」は弘前〜15分。
黒石温泉郷湯巡りなら黒石駅発「どさ湯さ号」で。
八甲田の温泉
(はっこうだのおんせん)
全国的にも有名な「酸ヶ湯温泉」の酸性硫黄泉のにごり湯をはじめ、ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉の無色・無臭の「寒水沢温泉」、県内でも珍しい炭酸を含んだ酸性明ばん泉、ラムネ湯を持つ「八甲田温泉」等ほか沢山。八甲田連峰でも最も標高が高い大岳コースで森林浴満喫の登山や、ガイド付山岳スキーも楽しめる。
岩手県の温泉
花巻温泉郷
(はなまきおんせんきょう)
台温泉と花巻南温泉郷からなる花巻温泉郷は、松や桜の並木に囲まれた旅館街は明るい雰囲気で、春には一層華やかさが増す、宮沢賢治や高村光太郎などが愛した温泉地。周辺には、宮沢賢治ゆかりの記念館や、彼が設計した日時計花壇のあるバラ園など観光も楽しめる。
雫石の温泉
(しずくいしのおんせん)
個性的な温泉地が点在する雫石周辺エリア。国見温泉は珍しい緑の濁り湯、網張温泉は乳白色の濁り湯が人気を呼んでいる。鶯宿川沿いに宿が点在する鶯宿温泉は、開湯450年の歴史ある温泉街で湯巡りを楽しむこともできる。東北最大級の全天候型温水プール「けんじワールド」や「小岩井農場」に近くレジャーの拠点としても便利。
湯田温泉峡
(ゆだおんせんきょう)
湯田町一帯に点在する湯本・湯川・巣郷・湯田薬師などの温泉の総称である湯田温泉郷は、周辺が岩手県立自然公園であり錦秋湖を中心に四季折々の美しい自然を楽しめる。その玄関口になるのは、全国的にも珍しい温泉付きの駅「JRほっとゆだ駅」。列車の待ち時間に「ちょっと、ひと風呂」できる気軽さが楽しい。
繋温泉
(つなぎおんせん)
盛岡市の西部にある人造湖「御所湖」に面する温泉街。盛岡市内からは車でおよそ20分と近く、「盛岡の奥座敷」と言われて親しまれている。県内最高峰の岩手山と奥羽山脈を仰ぐ湖畔の景色は、新緑から紅葉、雪景色や白鳥と四季折々に美しい表情を見せる。
安比温泉
(あっぴおんせん)
スキーやテニスなどのリゾート地として人気の安比高原周辺の温泉。スキー場に隣接した「APPI温泉パティオ」をはじめ、強食塩泉の美肌の湯「新安比温泉」、日帰り入浴施設の「あずみの湯」など、泉質や効能の異なる7ヶ所の温泉がある。宿泊施設も豊富。
一関温泉郷
(いちのせきおんせんきょう)
岩手県、宮城県、秋田県の県境に位置し、高山植物の宝庫である栗駒山、国の名勝天然記念物である厳美渓など自然に恵まれた温泉郷である。国道342号線沿いに温泉宿が点在し、また周辺には一関市博物館やサハラガラスパークなど観光関連施設が充実している。
金田一温泉
(きんだいちおんせん)
岩手県北の馬渕川のほとりに湧く温泉郷。泉質はラジウム泉で神経痛や皮膚病に効能があるといわれている。見た人は幸せになれるという座敷わらしで有名なお宿もある。田園とりんご畑がひろがるのどかな温泉地。岩手県はもちろん、青森や十和田への観光拠点としても便利。
八幡平温泉郷
(はちまんたいおんせんきょう)
十和田八幡平国立公園に指定される八幡平は、岩手・秋田の県境に標高1400〜1600Mの山並みが広がる。新緑〜紅葉の景色、冬はスキーと通年通して楽しめるリゾート地。岩手側麓の東八幡平エリアには、各宿に地下から湧き出す硫黄泉(マグマの湯)が引かれている。
平泉温泉
(ひらいずみおんせん)
1998年に発見された新しい温泉。地下550mから、毎分114リットルで湧き出る豊富な湯は、無色透明だが、湯船に浸かると肌に吸いつくような柔らさがある。湯上りはさらりとして、化粧水も乳液も必要ないと常連は言う。宿は全10室の小さな宿「奥州平泉温泉 そば庵 しずか亭」1軒だけ。
宮城県の温泉
秋保温泉
(あきうおんせん)
杜の都仙台の奥座敷、秋保温泉の歴史は古く、今から約1500年前と伝えられ、第29代欽明天皇の病がこの湯により全快され「名取の御湯」の称号を賜る。以来、日本三御湯として全国にその名を知られ、藩政時代には伊達家の入浴場もおかれる。磊々峡や磐司岩、秋保大滝など自然が織り成す豪快な景観を楽しめる他、秋保工芸の里、ゆめの森、万華鏡美術館などの見所、飲食スポットも多数。仙台市街が車で20分とアクセスの良さも魅力。
鳴子温泉郷
(なるこおんせんきょう)
日本国内にある11種の泉質のうち9種がここにあり、源泉数は370本以上。鳴子、東鳴子、川渡、中山平、鬼首の5つで構成されている温泉郷で全てのエリアを網羅した湯巡りチケットもある。昔から東北の湯治場としても有名で温泉の効能や泉質の良さには定評有り。普段透明の湯色でも、乳白色になったり、淡い紫色になったりと源泉に近いからこその天然温泉の醍醐味を楽しめる昔ながらの素朴な温泉郷です。
作並温泉
(さくなみおんせん)
約1280年前に行基が発見した説、約810年前に源頼朝が発見したという説も残る歴史ある温泉郷。広瀬川源流の山間に温泉宿が点在し、日本の原風景を思わせる風情が漂う。仙台市街地から車で30分のアクセスの良さで、地元はもちろん、全国から旅行客が訪れる。
遠刈田温泉
(とおがったおんせん)
開湯400年の歴史ある温泉。昔から足腰の病に効くと言われ、現在の源泉数は83本、豊富な湯は旅館、ホテル、ペンション等、様々に楽しめる。蔵王山麓の豊かな自然に恵まれ、お釜
(蔵王のシンボル。五色岳の火口湖(カルデラ湖)のこと)やドライブが楽しいエコーラインも近い。街には「寿の湯」「センターの湯」2つの外湯があり、共に大人250円、子供150円。
鎌先温泉
(かまさきおんせん)
開湯600年。「奥羽の薬湯」と言われる濃厚な名湯は、鉄分を多く含む褐色「にごり湯」。数多くの伝説と懐かしい風情、そして個性豊かな各旅館のスタイルが融合する、注目の温泉郷。「スパッシュランドパーク」へも車で20分。
小原温泉
(おばらおんせん)
開湯800年。古くから「目に効く」「神経に効く」と言われる名湯で、湯治客が絶えない。山懐に抱かれた渓流美の温泉郷は秘湯情緒たっぷり。温泉郷からほど近くに2006年、新名所「スパッシュランド大吊橋」が開通。
青根温泉
(あおねおんせん)
開湯450年。標高500mに湧く温泉は、100%天然の伊達藩ゆかりの由緒正しき名湯。無色透明の癒しの湯は、昔から「頭(神経)に効く」「心を穏やかにする」「美肌の湯」と言われ親しまれている。2006年4月に新・共同浴場「じゃっぽの湯」オープン!
南三陸温泉
(みなみさんりくおんせん)
コバルトブルーのきれいな海で有名な南三陸エリアに、今春よりいよいよ温泉が開湯!優雅に飛ぶかもめが出迎えてくれる湯船には、ナトリウム塩化物泉の透明の湯が満たされる。大海原目前の大露天風呂からの眺めは、太平洋を独占の風情。湯船に浸かりながら、生まれたてのお日さまや、満点の星空、満月を眺めて楽しもう。
野蒜(奥松島)温泉
(のびる(おくまつしま)おんせん)
日本三景「松島」から車約20分。松島の女性的な景観とは対照的な、迫力のあるパノラマ風景が魅力のエリア。肌にやわらかな泉質は、カルシウム・ナトリウム塩化物泉で高張性アルカリ泉。日本三大渓のひとつ「嵯峨渓」は奥松島の見所のひとつ。
秋田県の温泉
横手・湯沢の温泉
(よこて・ゆざわのおんせん)
秋田県南に位置し、秋の宮温泉郷、小安峡温泉、泥湯温泉ほか、一軒宿の温泉も点在している。それぞれ個性的な泉質で湯量も豊富な源泉が多い。他にも激しく蒸気や湯を噴き出す小安峡大噴湯や川原毛地獄など温泉に関わるみどころも多い。また横手のやきそば、湯沢の稲庭うどんなど麺グルメも楽しめる。
戸賀温泉
(とがおんせん)
男鹿半島の西海岸、戸賀湾を見下ろす高台に佇む宿、日本の夕陽100選にはいる日本海に沈む夕陽を、露天風呂からはもちろん、全室から眺めることが出来る。温泉には「あったまりの湯」とも言われるナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉。湖風をうけながら、露天風呂からの眺めは、日本海を一望できる。
仁賀保温泉
(にかほおんせん)
日本海から鳥海山麓まで細長く延びる仁賀保町にある一軒宿の温泉で、西に日本海、南に鳥海山を望む景勝の地。湯量たっぷりの天然温泉を湛えた総檜造りの大浴場と露天風呂から日本海が望まれる。季節により、日本海に沈む茜色の夕日を眺めることができる。夕食は日本海秋田沖の新鮮な海の幸が膳を賑わしてくれる。
大湯温泉
(おおゆおんせん)
秋田県と青森県にまたがる十和田湖の南玄関に位置し、発荷峠まで車で20分、休屋へも35分。開湯800年の歴史ある温泉は、大湯川沿いに自然湧出した弱アルカリ性の食塩泉。豊かな温泉効能と豊富な湯量から、江戸時代には南部藩の保養温泉地に指定されていた。温泉街周辺には、日本最古の木造芝居小屋「康楽館」や「大湯環状列石」「マインランド尾去沢」など観光施設も多くあります。
男鹿温泉
(おがおんせん)
奇習なまはげの里、男鹿半島。半島の北側に位置する男鹿温泉郷は、純弱炭酸食塩泉の湯。飲用もできる。名物料理は石焼き。新鮮な魚介類などを桶に入れ、その中に、真っ赤に焼けた石を投げ込むことで、瞬時に煮込むという豪快な漁師料理。
田沢湖の温泉
(たざわこのおんせん)
秋田新幹線利用で、東京から最速2時間58分。日本一の深さと、高い透明度を誇る田沢湖。この湖を一望できる田沢湖高原温泉郷と水沢温泉卿は秋田駒ケ岳に広がる高原の温泉。更に秘湯とよばれる乳頭温泉卿は、源泉を持つ一軒宿が点在する。料理は、山の芋鍋など。
湯瀬温泉
(ゆぜおんせん)
盛岡から十和田湖への途中にあるここ湯瀬温泉は、川の瀬から湯が湧いたところからその名が付いたといわれている。ありのままの自然を間近に望む静かな環境が魅力の渓流沿いの温泉地。山桜〜新緑〜紅葉へと移り変わる湯瀬渓谷の絶景と清流米代川のせせらぎを楽しむことができる。
本荘・象潟の温泉
(ほんじょう・きさかたのおんせん)
南に別名出羽富士といわれる鳥海山、西に夕陽絶景の日本海があり、雄大な景色が楽しめるエリア。なかでも鳥海ブルーラインから日本海を望む眺望がすばらしい。温泉は一軒宿が点在し、それぞれ個性的な泉質の湯が湧出している。食で言えば、7〜8月に旬を迎える象潟名物の天然の岩ガキがおすすめ。
山形県の温泉
赤湯温泉
(あかゆおんせん)
「赤湯」の由来は、今から900年前、八幡太郎義家の弟義綱が、渾々と湧き出す湯を発見し、戦いで傷ついた家来たちを湯に入れると、たちまち傷が治り、傷から出た血で温泉は深紅に染まったと言われることから。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物温泉。源泉は63度で、きりきず、やけど、皮膚病などに効くという。
天童温泉
(てんどうおんせん)
将棋の駒の生産が全国の95%を占めることで有名な天童市は、みちのくの旅情あふれる温泉街としてもその名が高い。温泉の泉質はアルカリ泉で、肌にやさしい女性向きの温泉。さくらんぼをはじめ、ぶどうやりんごなどのフルーツ狩りや陶芸体験、そば打ち体験なども楽しめる。天童市大字山元にある「若松寺」は縁結びのご利益がある事で有名。
銀山温泉
(ぎんざんおんせん)
大正ロマンの風情溢れる温泉郷。日が暮れると温泉街にガス灯が灯ってさらにロマンチック。共同浴場や足湯などもあるので銀山の湯を満喫してみては。温泉はもちろんのこと、そばや尾花沢牛などもぜひ食してみてほしい。ひとつひとつの宿が、それぞれ趣のある佇まいで、温泉街を眺めているだけでも時間を忘れてしまいそう!
あつみ温泉
(あつみおんせん)
千年以上もの間、守り伝えられてきた温海温泉の泉質は、ナトリウム・カルシウム・塩化物・硫酸塩泉。温泉街の真ん中には温海川が流れ、春には河川敷の桜が見事に咲き誇る。山に囲まれ静かな温泉街だが、車で数分行けば海もあり日本海の魚介類も味わえる。温泉街の一角では4月〜12月位まで名物朝市を開催!
かみのやま温泉
(かみのやまおんせん)
会津の東山、庄内の湯野浜と並び、「奥羽三楽郷」と称えられる温泉地。地区ごとに、湯町、十日町、新湯、高松、葉山、河崎、金瓶など多くの温泉があり、総称して「かみのやま温泉」と呼ぶ。おおむね塩化物泉(ナトリウム塩化物・硫酸塩泉)で神経痛・創傷・皮膚病等に効能があると言われる。東北唯一、ハローキティの乗り物があるリナワールドや果物狩りや蕎麦打ち、たまご拾い牧場や和菓子作り体験など、子供だけでなく大人も楽しめる遊びがいっぱい。
さくらんぼ東根温泉
(さくらんぼひがしねおんせん)
その名のとおり、さくらんぼで有名なさくらんぼ東根温泉。さくらんぼだけでなく、ぶどうやラフランスなど、果物王国としても知られている土地。泉質はナトリウム塩化物泉のあたたまりの湯。公衆浴場もあり、各旅館の湯めぐりで東根の湯を思う存分堪能。
寒河江温泉
(さがえおんせん)
温泉は昭和29年に湧出し、寒河江駅周辺の市街地を中心に宿が点在。泉質は塩化物泉で神経痛・リウマチ・胃腸病などに良い。バラの生産日本一らしく、美肌効果抜群な贅沢
なバラ風呂も人気。道の駅寒河江の「チェリーランド」には、「さくらんぼ会館」「トルコ会館」などがあり、さくらんぼ会館のアイスクリームは絶品。
月山志津温泉
(がっさんしづおんせん)
月山のふもと、志津地区にある温泉。古くから出羽三山の主峰、月山詣での宿坊が立ち並び、多くの参拝者で賑わった。高台にあるので、眺めがすばらしい。月山は夏スキーのメッカとしても全国的に知られているので、その拠点としても大変便利。秋は紅葉が美しく、四季を通して自然を楽しむ事ができる。
山形蔵王温泉
(やまがたざおうおんせん)
高湯爆裂火口の火口低に位置する標高900m台にあり、夏は山形市街地より約10度も涼しいリゾート地です。蔵王温泉は、高湯温泉、最上高湯とも呼ばれ、白布(山形県)、信夫(福島県)とともに「奥羽三高湯」に数えられる。強い酸性の硫黄泉は、特に皮膚に効くことから「子供が丈夫に育つ湯」「難病治療の湯」、また肌を白く滑らかにする「姫の湯」「美人づくりの湯」と言われている。
小野川温泉
(おのがわおんせん)
約1200年前に小野小町が発見したといわれる歴史ある温泉。泉質は、高温の含硫黄(ナトリウム・カルシウム)塩化物泉。140〜160万/CC以上のマイナスイオンが含まれる源泉は、日本では小野川温泉を入れても3ヶ所ぐらい。共同浴場「尼湯」と、滝清水の前に飲泉所があり、源泉を飲むこともできる。
瀬見温泉
(せみおんせん)
源頼朝の追っ手を逃れて平泉をめざしていた義経一行が発見したという伝説が語り継がれている温泉郷。亀割子安観音(かめわりこやすかんのん)や弁慶の硯石など、義経伝説のロマンが溢れている。温泉街には「ふかし湯」という珍しい共同浴場もある。
草薙温泉
(くさなぎおんせん)
山形県にある最上川沿いに並び建つ一軒宿の温泉地。最上川舟下りの終着地からも徒歩2分程度。川沿いに建っている為、温泉街からはもちろん、館内からも自然を満喫できます。「最上川舟下り」の乗船場からは車で約10分。
湯田川温泉
(ゆたがわおんせん)
標高458mの金峯山の麓にあり、木造旅館が建ち並ぶ風情ある温泉地。お湯は体内に酸素を取り込んで脳のアルファ波を引き出すと言われる硫酸イオンを含み、心身共にリラックスできる。梅林公園や、樹木園、岩清水八幡宮など自然を満喫できるスポットもいっぱい。
映画「たそがれ清兵衛」のロケ地としても知られ、作家藤沢周平氏もゆかりの温泉地。
湯野浜温泉
(ゆのはまおんせん)
日本海に面してホテルや旅館が約20軒ほど建ち並ぶ温泉街。眺望と日本海の新鮮な魚介類が味わえる食事が自慢のホテルや旅館が多い。広い砂浜が眼下にあり、特に夏は海水浴やマリンスポーツに楽しむ人達で賑わいを見せる。
温泉街には飲泉所があり、自由に飲めるようになっています。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉で、慢性消火器病や慢性便秘に効果。
波渡崎温泉
(はとざきおんせん)
山形県の海エリア「鶴岡」にある日本海に囲まれた一軒宿。目の前は海が広がり、漁港もすぐそば。ロケーションでも新鮮魚介が並ぶ豪快な食事でも日本海を満喫できる。夏はもちろん、釣りも出来るのでオールシーズン楽しめる温泉地。車で15分程度の所にも「庄内観光物産館」があり、お土産に新鮮魚介をゲットできます。
白布温泉
(しらぶおんせん)
開湯700余年前、古くから湯治場として愛されて、福島高湯温泉、山形蔵王温泉と並び、奥州三高湯のひとつに数えられている。秘境と呼ぶにふさわしい山懐の地で、地元の人の避暑地となっている。周囲には、植物は勿論、ニホンカモシカなどの動物も多く生息し、世界でも珍しい白ザルの里としても名高い。
福島県の温泉
小名浜・いわき湯本温泉
(おなはま・いわきゆもとおんせん)
道後温泉・有馬温泉と並んで日本三大古泉と呼ばれる名湯。毎分5トンもの湯量を誇る。海に近いので気候は温暖で、料理は新鮮な海の幸を楽しむことができる。殆どの旅館にバルネオセラピスト(温泉療法士)がおり、効果的な温泉入浴法を無料で教えてくれます。温泉天国スパリゾートハワイアンズや、水族館アクアマリンふくしまも近く。
猪苗代温泉
(いなわしろおんせん)
ホテルリステル猪苗代の温泉。プールや打たせ湯・ジャクジーなどの大きなスパ施設で楽しめる。猪苗代インターから車5分で着ける近さも魅力的だ。敷地内のハーブ園では様々なハーブの苗が売っていたり、ハーブにちなんだ商品がたくさんありお買い物もたのしい。
猪苗代・表磐梯温泉
(いなわしろ・おもてばんだいおんせん)
弱食塩重曹泉の純生温泉。磐梯山麓に位置し、静かな場所。無色透明・無味無臭。近くには町営牧場などがあり、「コスモス畑」や「ひまわり畑」「芋堀り農園」などがあり、季節ごとの自然の表情が楽しめる場所でもある。
猪苗代・磐梯清水平温泉
(いなわしろ・ばんだいしみずだいらおんせん)
磐梯山中腹の自然に囲まれた
アルツ磐梯スキー場内のスパアルツおおるりの温泉。ナトリウム塩化物泉。春は山菜取り、夏は高原の涼しさを実感、冬はスキー。ここの喜多方ラーメンは、地元の人もわざわざ磐梯山中腹まで車でやってきてはラーメンを食べているほど。喜多方に行く時間がない人はここでいただいていくのが賢いかも。
猪苗代・天鏡台温泉
(いなわしろ・てんきょうだいおんせん)
磐梯山から湧き出ている塩化物炭酸水素塩泉。全国でも珍しく数少ない茶褐色の天然温泉。この天鏡台温泉を磐梯山の頂上に向かって車を走らせると天鏡台昭和の森がある。猪苗代湖のパノラマが広がる美しい場所
。冬はスキーで賑わう。
土湯温泉
(つちゆおんせん)
吾妻山の山懐にほっこり佇む土湯温泉郷。温泉街を縫うように荒川が流れている。渓流沿いに宿が点在しているのでホッとする寛ぎが味わえる。近くには磐梯スカイラインがあって四季を問わず観光拠点となって賑わう。春から夏は花々が咲き乱れ、トレッキングもいい。近くには箕輪スキー場もあり、冬も楽しめる。
飯坂温泉
(いいざかおんせん)
はるか2000年前日本武尊が東征の折に、また元禄2年(1689年)松尾芭蕉が奥の細道の途中に立ち寄り、その湯に浸かったと伝えられる歴史ある名湯。また9つの共同浴場(鯖湖湯、波来湯、切湯、仙気の湯、導専の湯、大門の湯、八幡湯、十綱湯、天王寺・穴原湯)があり気軽に外湯めぐりが楽しめる。JR福島駅より電車や車で30分とアクセスも良いのが嬉しいところ。
磐梯熱海温泉
(ばんだいあたみおんせん)
南北朝時代、京の公家の娘・萩姫が不治の病を治したという事で伝説がある温泉。福島県の中心に位置し、アクセスも便利なことから人気が高く、五百川の流れに沿って旅館が建ち並ぶ。泉質はアルカリ性単純泉と単純硫化水素泉の2種であつ湯とぬる湯と呼ばれている。
磐梯宝温泉
(ばんだいたからおんせん)
磐梯山の麓にわく「磐梯宝温泉」。名の通り効能豊かで、神経痛・痔疾・冷え性・疲労回復・健康増進など。磐梯山周辺の散策やトレッキング、冬はスキーやスノボの後など、ゆったり浸かって効力を楽しもう。ほとんど無臭無味なので、とても入りやすい温泉。
磐梯猪苗代はやま温泉
(ばんだいいなわしろはやまおんせん)
猪苗代スキー場の近くにある源泉。72.2度という高温の湯脈か汲みだされる温泉は「ナトリウム塩化物泉」。特に女性に人気の柔らかい泉質が自慢の温泉。猪苗代湖を眺めながらドライブするのにおすすめの位置でもある。
磐梯山1号湯
(ばんだいさんいちごうゆ)
裏磐梯一大きな桧原湖の西側にある一軒宿。磐梯山を正面にすることができるダイニングや客室、中庭に面した温泉浴場が景色の良い宿。大浴場は大岩を活かした男女別時間入れ替え制でどちらも楽しむことができる。ここでは夏はマリンスポーツ、冬はスノーモービルとアクティブに遊ぶことができる。
裏磐梯五色温泉
(うらばんだいごしきおんせん)
裏磐梯一大きな桧原湖の西側にある一軒宿。磐梯山を正面にすることができるダイニングや客室、中庭に面した温泉浴場が景色の良い宿。大浴場は大岩を活かした男女別時間入れ替え制でどちらも楽しむことができる。ここでは夏はマリンスポーツ、冬はスノーモービルとアクティブに遊ぶことができる。
裏磐梯黄連の湯 源泉
(うらばんだおうれんのゆ げんせん)
裏磐梯一大きな桧原湖の西側にある一軒宿。磐梯山を正面にすることができるダイニングや客室、中庭に面した温泉浴場が景色の良い宿。大浴場は大岩を活かした男女別時間入れ替え制でどちらも楽しむことができる。ここでは夏はマリンスポーツ、冬はスノーモービルとアクティブに遊ぶことができる。
スパリゾートハワイアンズ
(すぱりぞーとはわいあんず)
東京ドーム6個分の壮大な温泉リゾート「スパリゾートハワイアンズ」の温泉。ウォータースライダーなどで遊べる南国ムードのプールガーデンのほか、スパガーデン パレオ、スプリングパークなど。ゆったり、くつろぎ派には、江戸をテーマにした浴槽面積が日本一の大露天風呂「与市」もおすすめ。
デコ平温泉
(でこだいらおんせん)
裏磐梯の中でもブナ林の少し下にある「裏磐梯グランデコ東急ホテル」の自然源泉。ねむっていた温泉を平成16年夏からオープンした。標高1040mという静かな一軒宿、標高の高さと澄んだ空気で露天からは満天の星が見れることもしばしば。同経営のゴンドラも通年営業で、冬のゲレンデシーズン以外にも夏や秋の紅葉時期の人気スポット。
羽鳥湖温泉
(はとりこおんせん)
標高800mの高原にある羽鳥湖温泉。アルカリ性単純温泉で滑らかな泉質が楽しめる。無色透明・、無味無臭。夏はテニスが人気で、大きな大会も多い。他にはゴルフ場が2つもありスポーツを楽しむ人たちで賑わう。自然が沢山ある場所で、散策コースやサイクリングコースもある。
会津芦ノ牧温泉
(あいづあしのまきおんせん)
江戸時代から続く歴史ある温泉で、脚気や眼病に効く湯治湯として知られていた。山間を縫うように悠々と流れる大川の渓谷沿いに点在する温泉はどこも湯量豊富で川のあちこちに湯が湧いているため、露天風呂にも恵まれており、四季折々の渓谷美を間近に堪能出来る。
会津東山温泉
(あいづひがしやまおんせん)
会津若松の東に位置する山あいのいで湯。山々に囲まれた東山周辺は見所も多く、滝や奇岩の点在する「湯川渓谷」や「東山ダム」等、宿からちょっと足をのばせば雄大な自然がある。きらびやかなネオン街もなく、城下町の奥座敷にふさわしい、しっとりとした佇まいを残している。
会津湯野上温泉
(あいづゆのかみおんせん)
茅葺屋根の駅舎でも知られる、渓谷沿いの静かな温泉郷。源泉は数箇所あり、豊富な湯量と渓谷美が魅力で、眺めの良い露天風呂を持つ宿が多い。近くには名所「塔のへつり」や江戸時代の宿場町として栄えた町並みが残る「大内宿」など見所も豊富。川原では所々で温泉が湧いており、露天風呂が作られています。囲いも脱衣所もない共同の浴場となっているので女性は水着があった方が◎。
会津柳津温泉
(あいづやないづおんせん)
只見川のほとりにある小さな温泉。日本の三大虚空蔵尊の一つ福満虚空蔵尊円蔵寺の門前町としても栄え、会津有数の霊場でもあった。今もなお、昔と変わらぬ素朴な面影を残している。泉質は塩化物泉で、肌にちくちくとするお湯はうっすら白く、塩味がする。なかなか湯冷めをしないのが特徴。温泉街の通りには名物の「あわまんじゅう」屋の店が並び、ほかほかの蒸したてが売られています。
岳温泉
(だけおんせん)
安達太良山を背に中腹に昔から栄えた岳温泉。こじんまりとしているものの、散策や湯巡りがしやすい。温泉街の中心は300mの坂がある。お湯は安達太良山の中腹に湧く酸性泉。近くには城下町・霞ヶ城がある。智恵子抄で有名な智恵子の生家もあり、観光名所がいっぱい。
喜多方・日中温泉
(きたかた・にっちゅうおんせん)
日本秘湯を守る会会員の一軒宿「日中温泉 ゆもとや」の温泉。日中ダムのすぐ側に位置し、まわりを山々に抱かれた自然豊かな場所。元々は現在のダムの下の村で旅館をしていた為、建物は新しく、それでいながら自然の素材でもてなす秘湯ならではの雰囲気が楽しめる。源泉は40℃とゆったり浸るには最適。
喜多方・熱塩温泉
(きたかた・あつしおおんせん)
喜多方の奥座敷に位置し、子宝の湯としても知られる熱塩温泉。600年以上の歴史があり、眼病・神経痛にも効くといわれている。旧国鉄の日中線の旧熱塩温泉駅が近く、今では客車・関係資料が展示されている。また北へ4キロほどの所にはめずらしい「ヒメサユリ」の群生地がある。GW頃には日中線後が隠れた桜スポットになります。
穴原温泉
(あなばらおんせん)
飯坂温泉の奥に位置する自然に囲まれた温泉地。泉質は単純泉。効能は神経痛、アトピー、胃腸病 など◇特色:摺上川沿いに建つ、自然豊かな温泉。渓流を望む露天風呂を持つ旅館が多く、喧騒を忘れのんびりするには最高の温泉。
剣ヶ峰温泉
(けんがみねおんせん)
磐梯朝日国立公園の第一保護地区に定められている「五色沼探勝路」のほど近くに数年前に出た新しい源泉。このお湯で工夫をこらした宿が近くに点在する。単純温泉で無味無臭だがスキーの後やトレッキングの盛んなエリアにあり重宝されている。
小町温泉
(こまちおんせん)
阿武隈高地、標高400mの丘凌地帯にあり、有名な絶世の美女と言われる平安時代の歌人、小野小町が生まれた地と言われており、温泉の名前の由来でもある。大人から子どもまで人気のリカちゃんキャッスルや、ムシムシランドへ車ですぐ。
新甲子温泉
(しんかしおんせん)
東北の玄関口に位置し、阿武隈川の源流の里でもあり、西には国立公園がある。標高800mの高原で、ブナやミズナラの原生林にかこまれ、渓谷や紅葉を見ながらの入浴が楽しめるのが魅力。硫酸塩温泉で体の芯から温まれる。近くにはゴルフ場や少し足を伸ばせば那須高原もすぐ。
棚倉温泉
(たなくらおんせん)
東北の玄関口「白河」から車40分ほどの距離で、栃木県と隣接した棚倉町にある温泉。泉質はアルカリ性単純泉。効能は、神経痛 疲労回復、リウマチ、胃腸病。日帰りで楽しむなら、町営のリゾートホテル「ルネサンス棚倉」併設のクアハウスがある。
三春・馬場の湯温泉
(みはる・ばばのゆおんせん)
馬市が盛んだったころの名残が、温泉名の由来。樹齢1000年以上の日本三大桜の滝桜で有名なところ。ラジウム鉱泉で、温泉好きの地元の人が日帰り温泉を楽しんでる。三春の名物は、個性ゆたかな美しさの「三春張子人形」と鮮やかな色づかいが魅力の「三春駒」。伝統ある玩具がたくさんある。
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