近畿の温泉
大阪府の温泉|兵庫県の温泉|滋賀県の温泉|京都府の温泉|奈良県の温泉|和歌山県の温泉
大阪府の温泉
伏尾温泉
(ふしおおんせん)
昭和8年に日本で初めてと言われる鮎の養殖を手がけた現不死王閣の2代目岡本直文氏が昭和42年に掘り当てた天然ラジウム泉。五月山を正面に眺め、久安寺川のせせらぎも聞こえる。大阪市内から約30分だが気温は3度は違うと言われ、大阪の奥座敷のような雰囲気がある。紅葉で有名な久安寺も徒歩5分。
天見温泉
(あまみおんせん)
南北朝時代に開湯したと伝えられ、河内長野市内でも最古の温泉。高野街道沿いに湧出した温泉は、かつては高野山詣に訪れた人々で賑わい、病弱に苦しむ当地の老若男女がこぞって入浴したことから別名・極楽風呂と呼ばれるようになった。周辺は金剛山系の山々が広がり、閑静な環境が心を和ませてくれる穴場的温泉地。
兵庫県の温泉
有馬温泉
(ありまおんせん)
由来は神代に遡る三古泉・三名泉の一つ。太閤秀吉が愛した温泉地としても有名で、近年秀吉の湯殿跡も発見された。大阪より1時間、神戸三宮より30分とアクセスも良く、関西の奥座敷として親しまれる。泉質は、含鉄強塩泉の金泉と呼ばれる赤褐色の湯と、無色の炭酸泉・銀泉の2つ、交互に浸かれば相乗効果ありと言われる。
城崎温泉
(きのさきおんせん)
開湯1500年の歴史を持つ兵庫県随一の名湯地。石造りの太鼓橋がかかる小さな川と柳並木は城崎温泉の代表的な風景。温泉街には7軒もの外湯が点在し、展望露天風呂の「さとの湯」や岩窟風呂の「一の湯」等、それぞれ趣の違う温泉浴を楽しめる。この「外湯めぐり」は温泉街の旅館に泊まると無料になるしくみで、浴衣姿でのそぞろ歩きが楽しめる。
城崎円山川温泉
(きのさきまるやまがわおんせん)
城崎円山川温泉は、ゆったりと流れる円山川を挟んで、城崎の温泉街の対岸に佇む宿「銀花」の自家源泉である。川べりに設けられた露天風呂では、四季折々の但馬の大自然をゆったりと満喫できる。
湯村温泉
(ゆむらおんせん)
兵庫県と鳥取県との県境近くの春木川沿いに湧く城崎温泉とも並ぶ山陰の名湯。発見は嘉承元年(848)慈覚大師によるものと伝わる古湯でもあり、最近では夢千代の湯としても有名。中心の荒湯源泉では98度の高温の湯が毎分470Lも湧出し、この豊富な高温の湯をつかった温泉卵や足湯などが楽しめる。
宝塚温泉
(たからづかおんせん)
大阪から約30分と近く、かの「宝塚歌劇」で有名な地。温泉があることはあまり知られていないが、六甲山や武庫川を望む塩化土類食塩泉でお肌つるつる。歌劇の女性ファンが多いこともあり、ケーキショップやイタリアンレストラン等おお洒落な店も豊富。
武田尾温泉
(たけだおおんせん)
宝塚より電車で10分、トンネルを抜けると、そこは渓流沿いの温泉地。宿数は4軒。1641年、豊臣方の落武者・武田尾直蔵が発見したと言われ、近年では小説「櫻守」の舞台にもなった。大阪よりJR福知山線でわずか40分の近場ながら、武庫川の渓流と豊かな自然に出会える「秘湯」。紅葉も素晴らしい。
赤穂温泉
(あこうおんせん)
近年新たに掘削され、美肌・疲労回復等、様々な効能に別名「よみがえりの湯」と呼ばれる。温泉が湧く瀬戸内海国立公園「御崎」地区は、春はひと目5000本と言われる桜、夏は潮干狩りや海水浴が楽しめる。御崎から望む夕陽は「夕陽百選」に選出されるほど美しい。冬のカキを始め、新鮮な魚介も味わえる。
淡路島の温泉
(あわじしまのおんせん)
アクセス良好。京阪神からフェリーやバスで気軽に訪れることができる淡路島。明石海峡大橋を渡ってのドライブにも最適。島には中心都市・洲本に湧く洲本温泉、岩屋温泉、淡路島一宮温泉、南淡温泉、うずしお温泉などの温泉がある。春は菜の花等花がいっぱい花の島、夏の海水浴や、釣り等で自然を満喫できる。
塩田温泉
(しおたおんせん)
清流・夢前川のほとり、周囲にはのどかな田園風景が広がり、名峰・雪彦山を望む、湯暦300年と言われる播磨の奥座敷。効能豊富で飲用も可能な温泉として、古くから湯治場として栄えたという。春は桜、夏は蛍、秋は紅葉、冬はボタン鍋等の味覚と、四季折々の風情が楽しめる、隠れ家的な温泉地。
香住温泉郷
(かすみおんせんきょう)
冬の松葉ガニで有名な香住に湧く温泉。香住温泉をはじめ余部温泉、柴山温泉、佐津温泉、矢田川温泉などが点在している。香住付近の海岸には美しい眺めの場所がとても多く、夏は海水浴で賑わう。日本一の高さを誇る余部鉄橋も有名である。また香住の豊富な海の幸料理や温泉が一年を通して満喫できる民宿も多い。
浜坂温泉郷
(はまさかおんせんきょう)
兵庫県西北部の浜坂町に湧く温泉で、浜坂・七釜・二日市の三温泉の相称。浜坂は冬の山陰の代表的な味覚・松葉がにの日本有数の漁獲量をほこる港町でうまいカニ料理に舌鼓の打てる宿、料理店が並んでいる。温泉の泉質はナトリウム・カルシウムー塩化物泉で創傷などに効果がある。
竹野温泉
(たけのおんせん)
夏は海水浴、冬は松葉ガニで有名な竹野浜近辺で楽しめる天然温泉。竹野海水浴場に建つ「北前館」の大浴場からは大海原を見渡せる。竹野海水浴場の真っ白な砂浜とエメラルドグリーンの海は感動的!
ハチ北温泉
(はちきたおんせん)
単純弱放射能低温泉。関西では珍しいラジウム温泉。飲料も可能(通風・神経痛・胆石症などに良い)。体内にある活性酸素を取り除く作用があるといわれている。神経痛、筋肉痛、運動麻痺などから婦人病や冷え性などにも良いといわれている。また疲労回復や健康増進などにも良い。
神鍋温泉
(かんなべおんせん)
神鍋温泉は、冬のスキーやスノボ、春から秋にかけてのパラグライダーやテニスなど、スポーツのメッカ神鍋高原に湧き出る温泉でアルカリ性単純泉である。中でも「かんなべ湯の森ゆとろぎ」は、色々なお風呂があり、温泉の川まであるユニークで楽しい温泉施設。近くには地元の食材が味わえるペンションや民宿も充実している。
滋賀県の温泉
雄琴温泉
(おごとおんせん)
平安時代、最澄が開湯したといわれる湯歴ある温泉。東方には世界遺産の比叡山延暦寺、西方には琵琶湖を、また近江八景のひとつ浮御堂をはじめとする景勝地としても知られ多くの文人も訪れたところ。アルカリ性の湯は無色透明、しっとり肌に馴染む感触がいい。最近では老舗旅館
が次々とリニューアル。
石山温泉
(いしやまおんせん)
紫式部が「源氏物語」を構想したといわれる石山寺の参道沿いにたたずむ温泉宿。岩間寺山腹の源泉からの引き湯で、純性低張冷鉱泉が泉質。目の前は琵琶湖より続く瀬田の清流。石山寺西には松尾芭蕉が住んでいたといわれる幻住庵跡や近江八景のひとつ、瀬田の夕照(せきしょう)といわれる瀬田の唐橋などへも。
長浜太閤温泉
(ながはまたいこうおんせん)
秀吉の出世城として知られる長浜城のあった長浜に湧く長浜太閤温泉は、総鉄イオンを含む泉質で微黄色がかっているのが特徴。長浜城跡に造られた公園、豊公園には天守閣を模した長浜歴史博物館のほか往時の名残をしのぶ太閤井戸などの遺構が残されている。プールやテニスコートの利用もできる。
宮乃温泉
(みやのおんせん)
甲賀流忍者の郷として知られる地、甲南。山々と田園に囲まれたのどかな山里の温泉宿。明治の代より続く老舗で郷土色あふれるたたずまいと着飾らない素朴さがなんとも郷愁な雰囲気。ラジウム鉱泉の温泉は露天風呂と内湯、また女性用の露天風呂はユニークな桶型。
京都府の温泉
天橋立温泉
(あまのはしだておんせん)
日本三景の天橋立を有するこの地に3年前から開湯し、泉質はナトリウム炭酸水素塩泉であり、手を浸けただけでも、その湯の柔らかさと湯上り後のしっとり感が体感できる。夏季は海水浴場も近く、冬季は松葉かに料理が有名で、プラスαで楽しめる。
嵐山温泉
(あらしやまおんせん)
京都を代表する景勝地・嵐山で温泉が開湯。弱アルカリ性の単純温泉で、お湯の温度は35・2度。まったりしたお湯で入ると泉質の良さがそく体感できるほどで、特に美肌効果あり。微白濁の湯が毎分81リットル湧出し、神経痛、筋肉痛等に効能があり。地元の旅館・ホテル7施設にタンクローリーで湯を運ばれる。
るり渓温泉
(るりけいおんせん)
景勝とラドン温泉でしられるるり渓。豊かな自然の中にテニスコートやローラースケート、多目的グランドなどの遊空間、フラワーガーデン、動物公園などの施設もある。天然ラドン温泉との複合施設。
橘の郷 上野温泉
(きつのさと うえのおんせん)
昭和57年に湧出した比較的新しい温泉。泉温は39℃と比較的ぬるめの湯。低張性・弱アルカリ性の単純泉で赤ちゃんからお年寄りまで安心して浸かれる軟らかい泉質も嬉しい。無色透明で無臭、地元人からは「美人の湯」と讃えられる温泉。神経痛や筋肉痛や冷え性などにも適応しているとされる。
久美の浜温泉郷
(くみのはまおんせんきょう)
丹後の箱庭と呼ばれるほど美しい久美浜湾近辺の温泉。そのローケーションの良さを活かした絶景の展望風呂や、露天風呂をもつ温泉宿もある。冬にはカニ三昧、夏には京都府随一のロングビーチ「小天橋海水浴場」で遊ぼう。
小天橋温泉きららの湯
(しょうてんきょうおんせんきららのゆ)
広大な日本海と美しい久美浜湾に挟まれた恵まれたロケーションの町に、平成13年に湧き出した天然温泉。温泉成分が濃厚で「療養泉」のおすみつきを持つ効能ゆたかなお湯です。
浅茂川浦島温泉
(あさもがわうらしまおんせん)
浅茂川漁港近くに湧くこの温泉は少し粘性のある無色透明のアルカリ単純泉。神経痛や疲労にも効果があるとされ、地元では「美人の湯」と呼ばれ親しまれている。また、料理は漁港も近いため新鮮な日本海の幸が味わえ、特に冬は日本海名物のカニ料理が戴けるのも魅力!
大原温泉
(おおはらおんせん)
のどかな田舎の風景が心を癒してくれる、京都・大原に温泉が湧出。京都にきて近場でゆっくり温泉を楽しめる。
丹後温泉
(たんごおんせん)
丹後町間人周辺に湧く丹後温泉を始めとする間人温泉郷は無色透明のアルカリ単純泉。料理は魚種豊富な間人港に揚がる新鮮な魚介を、11月から3月末まではカニ料理が戴けるのも嬉しい。透明度の高い日本海に近いので夏は海水浴を楽しめるのも魅力。
丹後はなれ湖温泉
(たんごはなれこおんせん)
すぐ近くに琴引浜や八丁浜など、美しい日本海ビーチ、ファジーフィッシングスポット「はなれ湖」の側に湧く温泉。疲労回復や関節痛によいと言われる。近くには、高級ブランド「間人ガニ」や「網野カニ」が揚がる漁港が点在するカニ本場でもあるので、11月〜3月の漁期中はお見逃しなく。
木津温泉
(きつおんせん)
奈良時代、僧行基が発見したアルカリ単純泉。一般家庭にも供給できる程豊富な湯量と皮膚病治療に訪れる人が居る位良質な泉質が自慢。この辺りは6月中旬から7月中旬にかけては初夏の風物詩「蛍」を観賞できるのも魅力。夏から秋にかけては果樹園が多い為、果物狩りなどを楽しむことも可。
湯の花温泉
(ゆのはなおんせん)
京都の奥座敷、市内から西へ7キロ程、静かな山間にある温泉地。戦国時代「明智光秀」が刀傷を癒しに訪れたと言われる歴史ある名湯。昔、鬼退治に使われた不思議な霊力がある「桜石」は天然記念物。その時に鬼が泣いて涙が溜まり、湯の花温泉になったといういわれもある。万病の治癒と除災除厄として親しまれている。
鳴き砂温泉
(なきすなおんせん)
鳴き砂で有名な、琴引き浜に湧く「鳴き砂温泉」は一般家庭に供給できる程、豊富な湯量が自慢のアルカリ単純泉。6月中旬から7月中旬にかけては蛍観賞もOK。また、春から初夏にかけての時期が一番琴引き浜も美しく砂もよく鳴く。夏は海水浴、冬はカニも楽しめるのも嬉しい。
二塚温泉
(につかおんせん)
800年以上の歴史を誇る二塚温泉。日本海に突き出た断崖に佇む一軒宿。日本海の潮騒をBGMに浸かる展望風呂は24時間入浴OK。時を追うごとに変わる日本海を目に浸かる温泉は無色透明のアルカリ単純泉。料理では、三津漁港に揚がる新鮮な魚介を始めとする海鮮料理が戴ける。
八丁浜小浜温泉
(はっちょうはまこはまおんせん)
車で波打ち際近くまで行ける八丁浜を見下ろす高台に湧く温泉。民宿・旅館が点在するこの辺りは近年発見された療養泉。春から秋までは近隣の漁港に揚がる日本海の幸をいただける。夏は目前の日本海に歩いて約1分、海水浴にも◎!11月から3月末迄ならカニ料理も戴けるのも嬉しい。
夕日ヶ浦温泉郷
(ゆうひがうらおんせんきょう)
大阪から約3時間、夕日の名勝「夕日ヶ浦」に沸く通称「美人の湯」。他に神経痛や疲労などにも効能があるとか。静かな海辺の町に旅館・民宿が点在する。春、秋は豊富な地魚を、夏は海の家も登場する約8Kmのロングビーチで海水浴を、冬は自慢のカニ料理を戴けるのも魅力。
奈良県の温泉
大峯山洞川温泉
(おおみねさんどろがわおんせん)
古くから大峯山の登山者たちの疲労回復に利用されてきた洞川温泉は無色透明のアルカリ性温泉。渓流と山に囲まれた温泉街は、昔ながらの和宿や和漢胃腸薬「陀羅尼助丸」を扱う商店も軒を連ねのんびりした雰囲気。名水百選にも選ばれた「ごろごろ水」はカルシウム分たっぷりの名水を自由に汲み持ち帰ることもできる。
天平の湯温泉
(てんぴょうのゆおんせん)
奈良市内に位置し、平城宮跡や奈良公園にも程近く古都散策のオアシス的温泉。温泉街の雰囲気はないが、充実した設備や駅徒歩約10分と繁華街も近く便利さがいい。年間を通しさまざまな行事がある奈良は、いつも違った表情を見せてくれ、何度でも足を運びたくなる。
和歌山県の温泉
白浜温泉
(しらはまおんせん)
万葉集にもうたわれた白浜温泉は熱海、別府と並ぶ日本屈指の温泉郷。海沿いには大自然が造った千畳敷や三段壁、円月島などの景勝地が点在し、その周辺にはアドベンチャーワールドに代表される大型アミューズメント施設が豊富。温暖な気候の下、5月から海水浴も楽しめ、マリンスポーツなどのレジャー拠点としても人気が高い。
串本温泉
(くしもとおんせん)
太平洋の海が広がる本州最南端の地に湧く温泉。塩分を含んだお湯は身体を芯から温め、きりきず・やけど・虚弱児童・慢性婦人病・リウマチ・神経痛慢性消火器病等など効能も多い。立ち寄り公衆浴場もあり、串本海中公園、マリンスポーツ等も楽しめる。
勝浦温泉
(かつうらおんせん)
「紀州・湯のくに」といわれるほどの和歌山県の中でも那智勝浦町には県下一を誇る175本もの多種多様な源泉がある。南紀勝浦温泉、湯川温泉からなり、旅館、公衆浴場等の立ち寄り温泉が充実している。夏場は海水浴ができ、食はまぐろ水揚げ日本一ならでは!の勝浦のマグロ他海の幸が楽しめる。
川湯温泉
(かわゆおんせん)
熊野川支流の大塔川。川を掘ると熱い湯が湧き出すという全国でも珍しい温泉。山と川に囲まれた大自然で作る天然温泉は自分だけの野趣あふれる露天風呂となる。毎年11月から2月までは1000人入れるという大露天風呂、仙人風呂が作られる。(入場料無料・時間制限あり)
美女湯温泉
(みめゆおんせん)
昭和54年に建設された温泉。この温泉に入ると肌がツルツルして美女にうまれかわるという意味で「美女湯温泉」と名づけられました。泉質は、トロンとしていて、少し硫化水素臭のする無色透明の湯。温泉名のとおり、美肌効果はもちろん、リウマチ、神経痛、運動器障害、疲労回復などに効能があるといわれています。
龍神温泉
(りゅうじんおんせん)
「日本三美人の湯」で名高い龍神温泉は日高川の渓流沿いに位置し、木々の香りと川のせせらぎが響く自然豊かな郷。江戸時代には歴代の紀州徳川藩主の別荘地として栄えたという歴史ある名湯。アウトドアライフを楽しめる施設も充実し、山や川の恵みも豊富。神秘的な美術館や大パノラマが楽しめる展望台など見所もいっぱい。
すさみ温泉
(すさみおんせん)
野口雨情が絶賛して、長く滞在したことで知られている「すさみ温泉」は、気候が温暖でおだやかな和歌山県すさみ町にあり、すさみ湾に面している。無色透明の硫黄泉で、肌の新陳代謝を活発にする紅葉があり、みずみずしいお肌を作る美人の湯として女性に人気が高い。すさみ名物のイノブタ料理も是非、味わってみたい。
加太温泉
(かだおんせん)
大阪と和歌山の県境近く、京阪神からも楽々アクセスの近場の穴場。しっとりしたお湯はお肌を柔らかくスベスベにする効果があるという。また加太からは友ヶ島や淡路島、遠くは四国まで見渡せ、特に夕暮れ時の美しさは必見。海の香りと波の音、行き交う船など漁師町ならではの素朴な風情に心癒される。春は淡嶋神社の雛流しに潮干狩り、夏は海水浴、秋は磯釣りなどで賑わう。
椿温泉
(つばきおんせん)
その昔、足を傷つけた一羽の白鷺が、椿の村に舞い降りた。やがて、白鷺の傷は回復したのか再び空へ・・。その跡にはほのかな湯煙が上がっていた。その地を「さぎの湯」と名づけ、利用し始めたのが、椿温泉の起源といわれている。湯はまったりふくよか、美人湯の化粧水いらずといえよう。又湯治場としても愛され続けている。
渡瀬温泉
(わたぜおんせん)
湯の峰温泉、川湯温泉とともに、本宮温泉郷を構成する温泉地のひとつ。熊野の深山の眺めが堪能できる四村川のほとりに位置し、周辺にはキャンプ場が点在。森林浴や自然散策、釣りなどが楽しめるリゾート地としての雰囲気を持っている。本宮大社へのアクセス至近なので、熊野参拝の後に浸かるも良し。
湯の峰温泉
(ゆのみねおんせん)
今からおよそ1800年前に発見された日本最古の温泉と言われる、熊野詣の人々が湯垢離場にした歴史ある温泉。周りには歴史の重みを感じさせる旅館や民宿が並び、そばを流れる川の流れからは湯気が立ち上る。肌が滑らかになる成分が含まれる他リウマチ性疾患、皮膚病、神経痛に良い。
和歌の浦温泉萬葉の湯
(わかのうらおんせんまんようのゆ)
和歌山市郊外、万葉の歌人に愛された和歌の浦。アクセスの良さもあり、地元温泉ファンに根強い人気を誇っている。湾を臨んで建つ施設からなら夕景を愉しむこともでき、海岸散歩道の周辺には万葉集ゆかりのスポットが点在しているので、歌に詠まれた景色を探すのも面白い。
和歌山県 中紀・紀南エリアの温泉
(わかやまけん ちゅうき・きなんえりあのおんせん)
和歌山県の長い海岸線のちょうど真ん中の当たるエリアが中紀・紀南地方。県内随一の温泉リゾート地・白浜を取り囲むように位置する、みなべ、田辺、椿といった温泉地は、熊野古道ドライブ&ウォーキングなど、周辺の観光拠点に最適。シーサイドドライブを愉しみながらアクセスできるのも魅力。
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